アディダスが2020年12月にサスティナブルな方向に転換すると発表。
それに伴って、スタンスミスも変化しました。
サスティナブルな方向に転換したスタンスミスは素材の部分が大きく変化。
今まで、使用していた天然皮革をリサイクルポリエステルなどに変更をしました。
環境に考慮した、製品を目指していこうということですね。
そこで、今回の記事では新しいスタンスミスが変化した部分を比較して紹介します。
目次
サスティナブルのスタンスミスが変化した部分
アディダススタンスミスのサスティナブルの変化した部分のポイントを紹介します。
オリジナル版とサスティナブル版ではいくつか変更ポイントがあります。
・アッパー素材
・ソール
・シューレースなど細かい部分
です。
それぞれ詳しく解説していきます。
アッパー素材
サスティナブルのスタンスミスが大きく変わったのがアッパー素材。
これまでオリジナルのスタンスミスは天然皮革を使用していました。
これからは環境に配慮してリサイクル素材を50%使用する形に。
その他には表面にコーティングをして存在感を出しています。
正直、見た目の部分では以前と違いが分かりません。
環境に配慮するといっても品質が落ちては意味がありませんからね。
その辺をカバーしてくるのはさすがアディダスと言えるでしょう。
サスティナブル版だからといって見た目に大きな違いがないと言っても良いでしょう。
ソール
サスティナブルスタンスミスはソール部分も変化しています。
以前は天然ラバー100%を使用していました。
今回のサスティナブル版では天然ラバー90%、リサイクルラバー10%で変化しています。
正直このぐらいの変化は微々たるものでそこまで気にする必要はないでしょう。
変化する部分としてはそこまで大きくはありません。
シューレースなど
靴ひも、ライナー、補強の素材などはリサイクル素材100%で変化しています。
とは言え、細かい部分の素材変更のため大きく気になるところはありません。
見た目は機能性も特に影響はないのでここはあまり重要視しなくてもいいでしょう。

新スタンスミスのメリット
サスティナブルのスタンスミスのメリットを紹介します。
メリットとしては
・見た目は以前と遜色なし
・雨の日にかける
それぞれ詳しく解説していきます。
見た目は革素材と遜色なし
サスティナブル番スタンスミスは以前の天然皮革タイプと比べても見た目は遜色ありません
川素材からリサイクル素材へ変化さしてコーティングをしている形。
履いていく経年変化に違いはありますが見た目としての違いは特にないでしょう。
革素材の風合いが変わってしまうのかと心配しましたがそこは問題なさそうです。
雨の日に履ける
サスティナブルスタンスミスは合皮の素材です。
そのため雨の日にも履くことが可能。
天然皮革の素材の場合は水を吸収してしまうため、雨の日には履けません。
合皮は水を吸収することもないため雨の日でも履けます。
スニーカーで雨の日にも使用できるかできないかは大きな違い。
雨の日に履けるのはサスティナブルスタンスミスのメリットと言えるでしょう。
新スタンスミスのデメリット
新スタンスミスのデメリットを紹介します。
デメリットは以下の2つです。
・長くて3年〜5年の寿命
・革の経年変化を楽しめない
以上を詳しく解説します。
長くて3~5年の寿命
サスティナブルスタンスミスの寿命は長くて3年〜5年でしょう。
理由として合皮の素材は加水分解を起こし劣化をしていきます。
劣化をしていくとソールに穴が開いてしまったりアッパー素材にも影響が出る。
それに対して、天然皮革の場合はしっかりとケアをしていけば5〜10年と履けます。
比べてしまうと寿命は劣る部分ではあるでしょう。
革の経年変化は楽しめない
サスティナブルスタンスミスは皮素材の経年変化を楽しむことができません。
革素材の楽しみに経年で変化は楽しみの1つです
しかし、合皮の場合は革特有の経年変化を楽しむ事は難しいでしょう。
そのため、履きこめば履きこむほどに出る風合いは難しい。
経年の変化を楽しめないのは1つのデメリットと言えそうです。

天然皮革の経年変化はない
サスティナブルスタンスミスは天然皮革の経年変化を楽しむことができません。
これは素材の特性上仕方ないことでもあるでしょう。
取り扱いがデリケートな天然皮革は経年の変化を楽しむことが可能。
それに対して合皮は取り扱いに関して楽だが経年変化は起こりにくい。
それぞれのメリットデメリットがあります。
経年変化が楽しめない分、合皮には雨の日に履ける、取り扱いが楽なメリットがあります。
【結論】サスティナブルスタンスミスはあり
様々な要素を見てサスティナブルスタンスミスはありでしょう。
唯一の気になるポイントは天然皮革の独特の風合い等を出すのは難しい点ですね。
独特の経年変化の風合いは合皮には難しいでしょう。
しかし、合皮とはいえ、以前の天然皮革と比べて見た目も遜色はない。
そのため、見た目の違いが出るのが気になっていた方でもこのクオリティーであれば納得。
サスティナブルのスタンスミスは全然ありでしょう。